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私が塾を開いた理由

 私には昔からの夢がありました。それは『教師になる』ことと『塾を開く』という夢です。教師になる夢をもったきっかけは、中学生の時にお世話になった担任の先生に憧れたからです。その先生はとても指導熱心で、時には厳しく、時には優しく指導してくれました。その先生とは今も繋がりがあります。そして、塾を開くという夢をもったきっかけは、高校生の時に通っていた学習塾の先生に憧れたからです。なぜかその先生から教わると学習内容が頭に染み込むように入ってくる。当時、私は理科が苦手で苦労していたけれど、その先生のお陰で、すっかり得意科目になった。そして社会人になると同時に理科の教師になった。ものすごく楽しかった。子どもは素直でかわいくて、自分が努力した分だけ自分に返ってくる。何よりも嬉しいのは、生徒に『先生の教え方うまいね』と言ってもらえる時。毎日幸せを感じるそんな職業だった。自分を成長させてくれた先生方、生徒のみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。

 教師5年目の時、ある決断をした。どうしても追いかけたい夢がある。『塾を開いて、あの頃の自分と同じように、勉強で困っている子どもたちをサポートしたい』教師として働いていて1番楽しい時期に教師をやめるという大きな決断をした。集団授業では、一人一人に手厚いサポートができないと心の中で感じていた。特に私が働いていた学校は1クラス35人学級。教員1人に対して35人の生徒では、どうしてもサポートしきれず、授業についていけない生徒がいる。昼休みをマンツーマン指導に充てたりしたけど、それでも足りない。充分なサポートをしてあげられず、その子たちと、その子の親さんに申し訳ない気持ちになった。学習塾のスタイルは必然と【個別指導】しかないと思った。

​ そして、塾を開くという夢に向かって歩みだした。莫大な資金があるわけでもないので、アパートで開校すると決めた。今は開校したばかりで、実績はないけど、目の前の生徒に向き合い、指導していくことで、信頼される塾にしたい。そして、地域に愛される塾にしたい。

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